元都庁職員が面接対策を解説!志望動機など厳しい質問に答えるためには

都庁の採用面接

元都庁職員のイクロです。

この記事では、以下のような疑問に答えていきたいと思います。

  • 都庁の面接対策は何をすればいいんだろう
  • 具体的にどんなことを質問されるんだろう

都庁の面接は厳しい面もあるので、この記事を参考に合格するための対策をしっかり進めていきましょう。

都庁の面接は厳しい

都庁の面接は基本的に厳しいです。ただ、それは面接官が怖いという意味ではありません(むしろ、穏やかで優しく会話してくれる方が多いです)。

そうではなく、「志望動機」や「やりたいこと」について、論理的に矛盾が無いかたちで述べることをかなり厳密に要求される、という意味です。

特に、「なぜ、ほかの県庁や区市町村、省庁ではなく都庁でなくてはいけないのか」という点については、色々な角度から深掘りされるケースが多いです。その回答に粗があれば、厳しく突っ込まれます。

例えば、下記のようなイメージです。

  1. 災害対策をやりたいこととして挙げる
  2. 「あなたの地元の県と東京都の災害対策の違いは?」と訊かれる
  3. それぞれの地域の災害事情や課題点、政策などを総合して回答する
  4. 「では、なぜ、そういった災害対策を進めているあなたの地元の県庁に就職しようと思わないのか」と問われる
  5. 東京は首都なので、より重要性が高いと答える
  6. 「首都以外の地域の災害対策の重要性が低いという考え方は間違っているのではないか」と突っ込まれる

結構厳しい追求という印象があると思います。こういった状況でしどろもどろになってしまうと、考えが甘いと評価される可能性があります。

なので、シビアな突っ込みを重ねられても問題無く返せるよう、妥協なく考えをまとめておきましょう。以下で、具体的な対策方法をチェックポイント形式で解説します。

都庁の面接対策チェックポイント

都庁の面接対策をする上で、必ずクリアしなければいけないポイントがいくつかあります。

  • 志望動機が「都庁だからこそ」の内容になっている
  • 「やりたいこと」が具体的で、なおかつ複数用意されている
  • 都政について十分調査している
  • 落ち着いてはっきり話している

志望動機が「都庁だからこそ」の内容になっている

前章でも触れましたが、志望動機が「都庁だからこそ」の内容になっていることは重要です。

悪い例としては、規模や影響力の大きさを挙げることです。なぜなら、それだと省庁の方がふさわしいという話になってしまうからです。

また、地域に寄りすぎた動機を挙げるのもNGです。区市町村の方がマッチするという評価に繋がります。

それに対して、ありきたりではありますが、例えば下記の方向性は及第点は取れるものだと思います。

  • 影響力の大きさと地域性の両方を兼ね備えていることを要素に含める
  • 東京都ならではの地域特性を要素に含める
  • 東京都の政策を要素に含める

上記を踏まえつつ、過去の経験を振り返って「自分ならではの志望動機」を考えてみてください。

「やりたいこと」が具体的で、複数用意されている

入都して何がやりたいかは、志望動機とも関係する部分で最重要項目の一つです。

悪い例は、都民の幸せに貢献したい、などの抽象的な回答です。たしかに都庁が果たすべき役割としては間違っていないのですが、曖昧な内容だと面接官が「その人が実際に入都した後の活躍イメージ」を想像しづらいです。

重要なのは、事前に十分調査をした上で、具体的に答えることです。面接では、やりたいことと関連して実際に東京都が抱えている課題を解決するにはどうしたらよいかをストレートに問われることもあるので、かなり準備しておいた方が無難です。

例えば、上述と同様に災害対策を例に出すと下記のようなイメージです。

  • 「東京都の防災上の課題を例示してください」と言われる
  • 木密地域の存在を挙げる
  • 「木密地域が防災上の課題である具体的な理由は?」と問われる
  • 倒壊や炎の広がりのリスクが高いことや、救助に入りづらい区画様態を挙げる
  • 「では、どうしたらいいか」と問われる

このやりとりを凌ぐには、災害・防災についてかなり事前に調べて、その上で自分なりの見解を固めておく必要があります。

また、やりたいことは複数分野を用意しておいた方が無難です。もちろんメインは1~2個でよいのですが、ケースによってはさらに挙げることを求められる可能性もあります。

実際に私は面接で、「シートに書いてあること以外で興味がある分野は?」と聞かれ、しかもその上で「さらにもう一つある?」と問われました

そもそも面接シートに2分野書いていたので、合計4分野を挙げたことになります。3つまでは想定していましたが正直4つは想定外で、仕方なくその場で思いついた分野を挙げました。

都政について十分調査している

やりたいことの章ですでに述べましたが、やはり都政についてしっかり調べていることは重要です。

例えば、私は「批判したいような都の政策はある?」と聞かれました。これに回答するには、具体的な政策をいくつも把握していて、なおかつその中から批判の余地があるものを瞬間的にピックアップしなければいけません。

特に都庁は第一志望の人が多いので、時間をかけて調べてきている人が多いです。こういった中での競争になるため、上記のような質問にもしっかり回答できるだけの準備が必要です。

落ち着いてはっきり話している

話す内容だけでなく、話し方ももちろん見られます。

民間ほどシビアではありませんが、直接都民と関わる局面でもつつがなく対応できることを想像させるだけの受け答えは必要です。

とはいえ、無理にハツラツとする必要はなく、落ち着いてはっきりと話せていれば問題ありません。

都庁の面接で訊かれる質問の例

実際に都庁の面接で聞かれる質問の例をいくつかご紹介します。

  • 自己PRを1分で(アピールポイントと都庁に入ってどう貢献するかを含めて答えて)
  • 苦手なタイプは
  • 苦手なタイプとどのように行動したか
  • 都庁にこだわりがあるようだが併願状況は
  • 理想の上司像は
  • 挫折経験はあるか
  • 激務の部署もあるが大丈夫か
  • 行政にこだわる理由は
  • あなたが経験したゼミはどんな内容か
  • なぜそのゼミを選んだのか
  • そのゼミで大変だったことは何か

そのほか、noteで10人分の面接体験談を元にのべ152個の質問をまとめましたので、ぜひ対策の参考にしてみてください。

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