元都職員のイクロです。
この記事では、公務員試験での服装と、公務員になってからの服装について解説します。
読んでわかること
- 試験の時にどんな服で行けばよいか迷わなくてよくなる
- 公務員の服装事情がわかる
公務員試験の服装
公務員試験は通常筆記試験と面接試験に代別されるため、その区分に従いそれぞれ解説します。
筆記は私服(カジュアルでOK)
筆記試験には私服で問題ありません。きれい目な格好である必要も特段なく、常識の範囲内であれば、カジュアルな服装で大丈夫です。筆記試験にどのような服装で臨んだかを試験官は記録に取ったりしませんし、選考に影響することはありません。
大多数が私服で受験するため、スーツで来るとむしろ目立ってしまう可能性があります。恥ずかしくなり試験に集中できなくなるおそれがあるので、気をつけましょう。
ただ、筆記試験なので、英文が書いてある服などはカンニングの観点からNGです。このあたりは大学受験のことを思い出し、その感覚で服装を選べば大丈夫です。
面接はリクルートスーツ
面接はもちろんリクルートスーツで臨みましょう。黒か濃紺のセットアップに白い無地のシャツを来ていくのが無難です。女性の場合はスカートでもパンツでも大丈夫です。スカートの方が多いですが、どちらでも選考には影響しません。
また、カバンは黒で肩掛けの紐が付いていないものを持参するのがよいでしょう。
全般的に、一般的な民間の就職試験と基準は同じです。
公務員になってからの服装
次に公務員になってからの服装について解説します。これについては配属や職種により異なるので、それぞれのパターンを解説します。
男性職員
男性職員の服装について説明します。
スーツ
基本的にはスーツです。スーツを着用するように指示を受けるわけではありませんが、特段理由がない限り自然とスーツを着て仕事をする職員がほとんどです。
ただ、採用試験の時とは違い黒や濃紺である必要はありません。明るめの色や柄が入っているスーツでも大丈夫ですし、ところによっては割と派手なスーツを着ている人がいることもあります。
作業着(ジャンパー)
作業着で仕事をする職員も意外と多いです。これは土木職などの技術系の職種に限らず、事務職の職員も含みます。
多くの職員がジャンパーを着て仕事をするのは、基本的に技術系の出先事務所です。例えば建設事務所・水道事務所など。これらの施設は技術系職員の割合が高く、彼らは作業着で職務に当たることが多いです。
事務系職員は作業着である必要は無いのですが、作業着を着る技術系職員が多数なのと、実際ジャケットを着ているよりジャンパーの方が楽なので、上だけ着替える人も少なくありません。
オフィスカジュアル
いわゆるオフィスカジュアルで過ごす職員もいます。これは本当にそれぞれの職場の雰囲気によるのですが、窓口業務が無い部署や若い人が多い部署は服装も比較的カジュアルな場合があります。
女性職員
女性職員の服装について説明します。
オフィスカジュアル
女性職員は基本的にオフィスカジュアルです。スーツで仕事をする人は見当たりません。
ただ、一部の職種では例えば作業着や白衣などを着用する場合もあります。
公務員の服装まとめ
公務員試験での服装と、公務員になってからの服装について解説してきました。
公務員試験での服装
- 筆記は私服(カジュアルでOK)
- 面接はリクルートスーツ
公務員になってからの服装
- 男性職員
- スーツ
- 作業着(ジャンパー)
- オフィスカジュアル
- 女性職員
- オフィスカジュアル
この記事が参考になれば幸いです。