元都職員のイクロです。
この記事では東京都職員のボーナスについて解説します。
都庁のボーナスは4ヶ月分強
都庁のボーナスは、令和元年の資料によると4.6ヶ月分です。(出典:職員の給与に関する報告(意見))
つまり、例えば毎月の例月給が30万円であれば、30万円 * 4.6で138万円になります。
都庁では、民間企業の給与情勢を定期的に調査し、それに均衡するするようにボーナスを含む給与額を調整します。
そのときに調査対象になる民間企業は、従業員数50人以上と比較的規模が大きいので、それに合わせにいく都庁の給与も一般的な水準からするとやや高くなりやすいです。
都庁の給与については下記の記事で解説していますので、併せてご覧ください。
都庁のボーナスは6月・12月の年2回
都庁のボーナスは6月と12月に年2回支給されます。
年によってやや変動しますが、おおむね半分ずつの支給になるので、6月と12月にそれぞれ月給の2ヶ月強分の金額を受け取ることができます。
1年目の東京都職員のボーナス
入都1年目の職員のボーナスは上述の説明とは少し異なり、6月のボーナスが少なくなります。
ケースによりますが、おおむね月給の1ヶ月分程度です。
というのも、4月から東京都の職員として働き始めているので、6月の段階ではまだ2ヶ月しか経っておらず、満額のボーナスを受け取れる条件が満たされていないからです。
ただ、元都職員の筆者の感覚だと、新規採用職員にとって6月はまだまだ基本的な仕事を覚えている段階で、それほど大きく貢献できているわけではないので、満額でなくともボーナスを受け取れるのはありがたかったです。