都庁志望・都庁内定者のみなさん、こんにちは。早慶文系学部卒・元都庁職員のイクロです。
この記事では、都庁職員の学歴の水準と、採用試験に学歴フィルターがあるのか否かについて解説していきます。
あくまで都庁出身である筆者が周囲の同期や先輩・後輩の出身大学を踏まえて肌感で書いているものです。正確な統計などではないので、その点はご了承の上、参考程度にお読みいただけると幸いです。
1類は早慶レベルが平均
学歴レベルについて結論から言うと、1類(大卒・院卒レベル)は早慶レベルが平均です。
中堅〜上位の国立や(あまり多くありませんが)上智・理科大など「ざっくり言うと早慶レベル」くらいの大学も合わせれば、40%強くらいに至るのではないでしょうか。
特に早稲田が多く、文化構想などの比較的下位の学部から政経・法など看板学部まで幅広く在籍していイメージです。
慶応は地方公務員になる人が少ないイメージがありますが、都庁には慶応出身者が割と多く、筆者の同期には薬学部などの理系学部から入都している人もいました。
2番目に多いのがMARCHレベル
早慶に次いで2番目に多いのがMARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)レベルの大学です。
全体の30~40%程度が該当するのではないでしょうか。
特に明治・中央・法政が多い印象です。
東大卒もたまにいる
東大や一橋などのトップレベルの大学出身者もそこそこいます。
旧帝大(東京大学・京都大学・大阪大学・北海道大学・東北大学・名古屋大学・九州大学)と一橋を合わせると10%弱くらいでしょうか。
MARCH未満レベルは珍しい
MARCH未満になるとグッと減るイメージです。
筆者が出会った範囲では日本女子大学・成蹊大学・日本大学の出身者がいましたが、このあたりのレベルの学歴の人は数%止まりだと思います。
都庁に学歴フィルターは無い
このように、都庁は比較的高学歴が多い組織です。
では、採用試験においても高学歴が優遇される傾向があるのでしょうか?
ご安心ください。都庁の採用試験において、学歴フィルターは存在しません。
実は、面接官は候補者の学歴を情報として与えられてすらいません。つまり、目の前の候補者がどの程度の学歴なのか知らない状況で、純粋に自己アピールや志望動機を中心とした受け答えを評価して合否を決めます。
なので、自分の学歴に自身が無い方でも、都庁ではまったく不利になりませんので、安心して採用試験に臨んでください。