都庁の教養対策3. 差がつく数的推理に時間をかける
数的推理は都庁の教養試験の中でも差がつきやすく肝になる科目です。
公務員試験の受験生は文系が多いので、算数・数学的な問題である数的推理はそもそもとっつきづらく感じる方が大半でしょう。しかし、出題数が10 / 40もあるため、ここを落とすと合格はできません。
つまり、苦手意識があったとしても何とか克服して7割程度は得点できるようにしておく必要があります。そのため、早い時期からなるべく継続的に準備をし続けることをおすすめします。
対策方法は判断推理と同じです。畑中敦子の数的推理の大革命!で解法パターンを頭に入れて、過去問で演習します。
具体的には、畑中さんの本を一問ずつ解いていき、各問を下記の3つのステータスに分けます。
- 完璧にわかった(後日やってもまた正答できる自身がある)
- 一応解けたけど、後日取り組んでまた正答できるとは限らない
- 正答できなかった
それぞれわかりやすい印を本に書いておきましょう(1. = ◎、2. = ○、3. = ×、など)。そして、2週目、3週目とこなしていきます。その時、◎の問題は本番でも解けるものなので飛ばします。○と×のみを解いて、ステータスを上書きしていきます。
この方法だと、対策が必要な問題のみを重点的に解けるので効率がよいです。そして、最終的にすべての問題が◎になったら完了です。過去問演習に移りましょう。
次のページ 時事で拾える問題を確実に拾う